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Wiki ページ: Exchange Online および Exchange Online Protection サービスのアップグレード: FOPE 管理センターへのアクセス

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サービス アップグレードには、Exchange Online のすべてのお客様が、Exchange Online Protection (EOP) から、クラウドベースのセキュリティ保持機能を備えた最新バージョンにアップグレードすることが含まれます。EOP とは、Microsoft が発表した、Forefront Online Protection for Exchange (FOPE) に代わる電子メール保護の新しいサービスです。また、FOPE の保護機能に従う内部設置型のメールボックスを利用している、FOPE スタンドアロンのお客様も同様に、EOP にアップグレードされます。このトピックは、サービス アップグレードによって発生する、FOPE 管理センターの動作の違いを説明することを目的としています。

FOPE 管理センターへのアクセス

サービス アップグレードを開始すると、FOPE 管理センターでユーザーが実行できる処理が少なくなります。ほとんどの場合、FOPE 管理センターの設定を参照して確認することはできますが、変更はできなくなります。この読み取り専用の状態は、アップグレードが完了するまで続きます。サービス アップグレードの実行中、および完了後の FOPE 管理センターへのアクセスに関して、上記以外に注意が必要な点は次のとおりです。

  • アップグレードを開始した時点で FOPE 管理センターにサインインしていた場合、そのときに行った、設定に関する変更は保存されません。また、FOPE 管理センターにはエラー メッセージが表示されます。

  • アップグレードの実行中または完了後に FOPE 管理センターにサインインする場合、組織でアップグレードの実行中であることを示すバナーと、アクセスの変更に関する情報が管理センターに表示されます。

  • FOPE 管理センターにサインインするグローバル管理者およびドメイン レベルの管理者には、読み取り専用の管理者権限が与えられます。この場合、ポリシー ルールを参照できますが、変更を加えることはできません。FOPE 管理センターの [My Reports (マイ レポート)] タブを利用して、レポートを作成することができます。ただし、ここで作成したレポートは、EOP では利用できません。

  • ユーザー アカウントの管理者には、通常のユーザーと同じ権限が与えられます。ユーザー アカウントの作成、更新、削除はできません。

  • 検疫管理者は、サービス アップグレードの実行前に検疫を受けた項目を管理できます。アップグレードの開始後は、検疫管理者には FOPE 管理センターに対して通常のユーザーと同じアクセス権限が与えられます。検疫を受けた項目の管理はできますが、検疫の設定を変更することはできません。

  • レポート作成用のユーザー アカウントでは、ポリシールールの設定を参照できますが、設定を変更することはできません。

  • お客様が提供しているサービスのユーザーと再販事業者の管理者については、読み取りと書き込みのアクセス権限は継続されます。ただし、お客様のサービスのユーザーと再販事業者に対するアップグレードを実行している間は、管理者がサイトの設定を変更しないことを推奨します。アップグレード後に実行した変更は EOP には反映されないので、手作業で完了させる必要があります。

注:サービス アップグレードを実行したことによって、FOPE 管理センターでのユーザー ロールが、別のロールに変更されることはありません。

FOPE と EOP との間の機能の違いの詳細は、[[FOPE と EOP の機能の違い]] トピックを参照してください。FOPE のポリシー ルールが Exchange の新しい通信ルールにアップグレードされる方法についての詳細は、[[ポリシー ルールに関するサービス アップグレードの変更]] トピックを参照してください。


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