こんばんは、MukkuMukuです。
Office 365 と Access 2013 で使用できる機能について説明します。Access アプリは、Access 2013 と新しいOffice 365 (SharePoint 2012)で使用できる新しい機能です。
- Access アプリ (カスタム Web データベース)-Access 2013 の開発者向け新機能
- SharePoint リストをインポートする、または SharePoint リストにデータをリンクする
SharePoint リスト リンクテーブルは、SharePoint サイトに配置されている SharePoint リストを リンクテーブル
としてデスクトップ上のAccess データベースから参照更新できるようにするものです。
[外部データ]→[インポートとリンク]→[その他]→[SharePoint リスト]でダイアログが表示され、SharePoint サイト
のURLを指定することで該当のSharePoint サイトに存在するSharepoint リスト を指定できます。これは以前の
Access / SharePoint でも使用できる機能です。
Access アプリ(カスタム Web アプリ) は SharePoint用アプリのひとつで、SharePoint サイトではなく
SharePoint リストを使用しません。仕組みとしては、UIはSharePointが提供しますが、データベース本体は
Windows Azure SQL データベースに配置され、テーブル/クエリやストアドプロシージャはWindows Azure SQL
データベースの機能を使用します。
Access アプリで利用されているテーブルのデータをローカルのAccess データベースにインポート/リンクする
場合、Windows Azure SQL データベースに直接接続するような仕組みがAccess 2013 に用意されていて、
これがもっとも簡単な方法です。
該当のAccess アプリをAccess 2013 で開いている時、[ファイル/バックステージ]→[情報]→[レポートの作成]
でWindows Azure SQL データベース上のデータベースに接続されたODBC リンクテーブルを持つAccess デー
タベース ファイル(accdb)を作成できます。リンク テーブルからローカルテーブルへの変換を行えばインポート
と同じことになります。